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ヘルプマーク、障がいのある子はどう使ってる?

※ヘルプマークとは

義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、妊娠初期の方など、外見からは分からなくても援助や配慮を必要としている方々が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることで、援助を得やすくなるよう作成されたマーク

ヘルプマークをつけるか迷っている

最近ヘルプマークをつけている人をよく見かけるようになりました💡そのおかげかヘルプマークの認知度もずいぶんと上がったように思います。

知的障がいのある我が子も1人で行動することが増えてきたので、持ち物にヘルプマークをつけようかと迷っているところです。そこで、ヘルプマークを活用している方々にどのような目的でどのように利用しているのか伺ってみました!

実際に利用している方は?

◎実際に利用している方の声◎

・パニックになった時や、迷子になった時のためにつけてます!実際に迷子になった時に、連絡をいただいて助かったことがあります。

・ヘルプマークというか、ヘルプカード(障書福祉課の窓口とかにおいてある)に住所や連絡先や子供の障害について詳しく記入して、それを定期券入れに入れてランドセルやリュックに入れてある。
 万が一困ったときは警察や助けてくれそうな人にこれを見せるように、と子供には伝えてある。

・迷子になった時や、パニックになってしまった時にまわりからわかるようにしている。
 実際に大型ショッピングモールで小さい頃に迷子になりましたが、ヘルプマークをみて電話をいただき見つかりました。

・災害時など不慮の事態が起こった時に、子供を周りの人が助けてくれることを願って着けてます。

・ 急に走っていこうとしたり、しゃがみ込んだり予測不可能な動きをするために周りに周知してもらおうと思い、つけています。

・電車の中で騒いでしまう時に、周囲に支援の必要な子だということを知ってもらうためにつけている。

皆さん、お子さまが迷子になった時や不測の事態が起きた時に周りの人に助けてもらえるように、またはお子さまの不意に起こる行動に周りの方に注意してもらえるようにという目的でつけていらっしゃるようでした。

ヘルプカードとは?

ヘルプマークをもらうと、別にヘルプカードというものももらえます。ヘルプマークはかばんの見えるところにつけ、裏側に簡単な情報を書いておく。個人情報や障がいについての詳細情報はヘルプカードに記入して鞄の中にしまっておくという使い方もあるようです。

ヘルプマークはどこでもらえる?

柏市ではヘルプマークを以下の場所で配布しているそうです。

  •   障害福祉課(別館2階)
  •   窓口サービス課(沼南支所1階)
  •   保健予防課(ウェルネス柏3階)
  •   こども発達センター(ウェルネス3階)
  •   柏駅前行政サービスセンター
  • 各近隣センター

では逆に、ヘルプマークをつけている人がいた場合に、私達はどうすれば良いのでしょうか?

ヘルプマークをつけている人がいたら

ヘルプマークをつけている人がいる時にはこのような手助けを、というものが行政のホームページに載っていました。

(↓柏市のホームページより)

電車やバスの中で席をお譲りください。

外見では健康に見えても、疲れやすかったり、つり革につかまり続けるなどの同じ姿勢を保つことが困難な方がいます。また、外見からは分からないため、優先席に座っていると不審な目で見られ、ストレスを受けることがあります。

駅や商業施設等で声をかけるなどの配慮をお願いします。

交通機関の事故等、突発的な出来事に対して臨機応変に対応することが困難な方や、立ち上がる、歩く、階段の昇降等の動作が困難な方がいます。

災害時は安全に避難するための支援や避難場所での声かけ等の支援をお願いします。

視覚障害者や聴覚障害者等の状況把握が難しい方、肢体不自由者等の自力での迅速な避難が困難な方、人が大勢いる避難場所等で強いストレスを感じる方がいます。

以上のように見た目にはわからない疾患や障がいなどをお持ちの方がヘルプカードを持っていらっしゃいます。もし困っている方を見かけたら「何かお困りのことはありますか?」「お手伝いできることはありますか?」とお声かけしようと思いました。

ヘルプマークを積極的につけている人がいる一方で、プライバシーの問題や周囲の反応が気になってつけることに躊躇している人など様々いると思います。状況によってつけ外しを行なったり、つけることのメリットとデメリットを考え、自分や子どもにとってどちらが有益であるかを考えた上で活用できると良いのかなと思いました。

written by なつめ

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