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What is your “thing”? (療育みたいな僕のお気に入り)

知的障害の息子がハマってます!

知的障害のある息子が最近ハマっていることがあります。それはお裁縫💡

私が刺繍が好きでチクチクやっていると、ぼくもやりたーい!と言ってくるのですが、
6歳の知的障害のある息子に針を持たせるのはとても不安で、縫わせてあげることができませんでした…

いいもの見つけた!

そこで見つけたのが、「はじめてのソーイングキット」。針、糸、布、綿がセットで入っており、キャラクターのマスコットを作ることができます。針はプラスチック製で尖っていないので安心、布には縫い穴がついており、簡単に縫うことができます。(対象年齢は6歳以上、作る時は大人がつきそうこと、という但し書きつき)

玉結び、玉留めは私がやり、どの穴に通すかの指示も私が出しましたが、穴に針を通す作業は全て息子が自分でやりました。

縫い物なんて、集中力がなくて細かい作業が嫌いな息子がやるかなぁ?と思っていたのですが、毎日自分からやりたいと言い、最後まで仕上げることができました。

これって療育?

息子の手の動きを見ていると、この縫い刺しは療育でも行われるひも通しの延長であることに気付きました。

ちなみにビーズや穴の空いたボードに紐を通すひも通しですが、効果としては、

・穴に紐を通す動作が指先の器用さ(巧緻性)を鍛えてくれる。

・穴と紐の距離感、手と目の協応性などを養ってくれる。

・同じ動作を繰り返すので、集中力や根気力を高めてくれる。

ということがあるようです。

ひも通しが大好き、ひも通しでは物足りないというお子さんには、もう一歩進んだぴったりの裁縫キットなのではないかと思います。

息子は作ることを通して、縫うという作業がどういうものなのかを知ることができ、完成させた時の達成感・嬉しさを味わうことができたのではないかなと思います。

そしてすっかりこのキットにハマってしまった息子、今は2個目を制作中です(笑)

                        written by なつめ