
思いもよらぬ聴覚過敏が発覚した小学1年生。あれから4年が経ち、5年生になった今、息子の聴覚過敏がどのようになったのかご報告します!
↓小学1年生時の聴覚過敏に関する記事はこちら
克服したもの、変化したこと
前回の記事を読み直すと、当時は「鉛筆が紙をこする、わずかな音」にさえ苦しんでいた息子。当時はイヤーマフを購入したり、多方面に協力をお願いしたりと、対策に必死でした。ですが、5年生になった今はというと……あの時の悩みはすっかり忘れてしまったほど、鉛筆の音は全く気にならなくなりました!鉛筆の音に関しては、あの時必死に対策をしていたからこそ、本人の中で音が「嫌な記憶(トラウマ)」として定着せずに済んだのかな、と今振り返って感じています。学校に常備していたイヤーマフは、今はもう使わずに過ごせています。
今も続いている「苦手」との付き合い方
一方で、幼少期から変わらず敏感な音もあります。赤ちゃんの泣き声や、工事現場の激しい音などは、今でも聞こえるとパッと両手で耳を塞いで自分を守っています。そして、最近の大きな悩みは外出先のトイレにある「ハンドドライヤー」です。コロナ禍で使用中止だった数年間は平和に過ごせていたのですが、5類移行に伴いあちこちで解禁。息子にとって、いつ誰が使うかわからないあの轟音は、恐怖そのものです。今では、トイレに入る前にまずハンドドライヤーの有無を確認し、あると分かるとトイレ自体を我慢してしまうことも……。そんな時は無理をせず、「みんなのトイレ(多目的トイレ)」を利用させてもらいながら、少しずつ折り合いをつけています。
4年経って見えてきた「過敏」の正体
5年生になった息子を見ていて、気づいたことがあります。それは、「精神的に不安定な時ほど、聴覚過敏がひどくなる」ということです。何か心配事や不安がある時、それに連動するように音への恐怖も増幅してしまうようです。息子にとっての聴覚過敏は、単なる耳の機能の問題ではなく、「心のバロメーター」でもあるのだなと感じています。
まとめ:その子なりのペースを信じて
一口に「聴覚過敏」と言っても、その症状や変化の仕方は、その子によって本当に千差万別です。4年前は、鉛筆の音にすら悩む息子を見て「この先どうなってしまうんだろう」と不安でいっぱいでした。でも、成長と共に「平気になる音」もあれば、「ずっと苦手な音」もあります。大切なのは、周りがその子の「今」の状態を否定せず、逃げ場を作ってあげること。これからも、息子の「聞こえ方」と「心の揺れ」に寄り添いながら、ゆっくり歩んでいこうと思います。
なつめ



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